現在勉強中のアベンジャーズシリーズについて
現在徐々にタイトルを追っているアベンジャーズシリーズについての感想を書いていく。
最高にかっこいい。本当はもっと強いだろきみ。
つい一年前に「アベンジャーズシリーズ」の存在を知った。マーベルの映画がどんどん公開されるなーと思っていたがまさか一連のシリーズ企画とは知らなかった。昔アイアンマン1-3を見て映像の美しさに驚いた。特にアイアンマンの装着シーンはCGとセットの区別がつかない。中でも2の携帯型スーツの装着はたまに切り抜き動画を探して見ている。使命感溢れるスタークの表情にも見惚れる。
図書館に置いてあるDVDは大概借りられているのでその時ある作品を順不同に見ているがアベンジャーズタイトルは順番通りに見なくてはいけないと思っている。現在シビル・ウォーを見ていて、次はインフィニティ・ウォーだ。ツタヤが近くにあればいいのだが、ない。残念。
最近見たのはホームカミング、ウルトロン、ウィンター・ソルジャー、シビル・ウォー。アントマンやドクター・ストレンジを早く見たい。アメコミはキャラクターが強烈で超人社会が大好きなことが伝わってくる。世界設定も積極的にいじくりまわすし作者によってそれがバラバラな場合も珍しくない。よく映像化しているな。一番感心しているのはキャラクターデザイン。本当によくできてる。特にキャプテン・アメリカは作中でも自虐しているけどコスチュームがダサい。だがそれも昔の話。2010年代のキャプテンは古臭さを残しつつカッコよくデザインを昇華させている。少し話が変わるが盾が武器っていうのもカッコいい。世界一硬い金属・ヴィブラニウムで作った武器で悪者を薙ぎ払う。そして腕に装着。胸筋もたくましいしブラック・ウィドウとのキスでためらう可愛い一面も見せるし本当によくできたキャラクター。こういう性格ひとつひとつの見せ方が本当にうまい。正直ヒーロー映画を甘く見ていた。ただ悪役を倒すのだけが主題の映画ではなかったのだ。
なんとなくホームカミングを見たことがアベンジャーズシリーズをひとつずつ見ていこうと決めたきっかけだった。悪役の描き方も素晴らしかったのだ。これのヴァルターというヴィランを好きになってしまったせいでカッコ良さは感じるもののファルコンのことをいまいち好きになれずにいる。ヴァルターはひとりの父親であり復讐者であり義勇にあふれた人間だ。それを2時間強の限られた時間の中でピーター・パーカーの活躍とともに描き切った。凄まじい。
アベンジャーズシリーズは画面もいい。俳優の顔が整っている。男性ではクリス・エヴァンス演じるキャプテン・アメリカ。女性ではスカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウが映るとうれしい。クリスは胸筋。薄いシャツ一枚だとその美しさが百倍増しになる。触りたい。またスカヨハの美しさは日本人女優には期待できない。彼女がバイクに乗るときのレザースーツは性的過ぎる。悪役も戦いに集中できないだろう。彼女にボコボコにされてもどこも痛くなさそう。殴られたい。
ファンサービスはヒーロー映画の特権だろう。特にアベンジャーズタイトルで見られるアクションシーン中のスロー演出。ヒーローが一堂に会して武器を手に取る様がとても美しい。これに限らずカメラワークには常に工夫が施されていて画面の動きが非常にわかりやすくなっている。「ウィンター・ソルジャー」のエレベーター内の戦闘シーンが特に顕著で、あの狭いシーンでの格闘で位置関係をわかりやすくするために相当な時間をかけたのが伝わってくる。
作品自体に金の匂いよりも趣味とか情熱の匂いがする。もちろん金がかかっているのはわかる。製作チームを心から尊敬する。
ホームカミングが一番好き。スパイダーマンは版権とか色々厳しいだかややこしいだかでやりづらかっただろうに見事に脚本が練られてた。学生の瑞々しさもいいし映像美がすごかった。実写の映像といい感じに組み合わせて画面構成しているらしい。どういうことなの。
ワンダ好き。ホークアイ好き。ヴィジョン好き。シビル・ウォー最高。容姿がいいしワンダとヴィジョンは超能力を十二分に活かしてるのがかっこいい。ホークアイは逆に限られた身体能力で次々敵を倒しているのがいい。ウルトロンでは株が爆上げだった。
エンド・ゲーム、そしてスパイダーマンの次回作ファー・フロム・ホームを楽しみに他のタイトルを見ていく。キャプテン・マーベルだけすこし意欲に欠ける。ピーター・パーカーの方が魅力的なスタイルをしているし、ポッと出感があるからだろうか。
ウルトロンで描かれたスタークのマッドサイエンティストな一面も嫌いじゃない。シビル・ウォーではスタークの純粋さというか子供っぽさが全開でキャラクターの魅力が深まった。正義のヒーローの人間っぽさが強調して描かれるとぐっとくる。
ウルトロン冒頭の「弱いヤツから狙え」は笑った。誰のことを指していたのだろう。
